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篠

Author:篠

初めまして。一般小説の感想を掲載しています(別館ではBL小説・BLCDの感想を掲載しています)

好きな作家は、
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・宮部みゆき
・福井晴敏
・綿矢りさ
などです(敬称略)

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蛇にピアス / 金原ひとみ



◆蛇にピアス / 金原ひとみ◆

「スプリットタンって知ってる?」
そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。
その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。
痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

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芥川賞を受賞した作品です。その年に同賞を受賞した、綿矢りささんの「蹴りたい背中」も読みましたが、どちらも若者たちの中にある空虚さが描かれていました。
どちらの作品が好みかといえば、登場人物たちとほぼ同じ年齢の「蹴りたい背中」の方がしっくりきます。あの作品は主人公の抱えている空虚さに共感できました……そのうち感想を書きますね。
一方で、こちらの作品は理解できなかった。
センセーショナルというか、少し展開がぶっ飛んでいるんですよね。

人体改造に魅了され、人生を半ば投げ出しながら生きる主人公の姿は、何事にも投げやりになりがちな若者の姿を(もちろん、一部の人の話です)極端に描いていたのかもしれません。
しかし、どうにも展開が雑……その粗っぽさも含めて、作者は「若者」を表現したとしても、自分には雑なようにしか思えませんでした。

人体改造、セックス、入れ墨……そういったものを描くのは問題ないとして、この作品からはなんの主張も感じられず、それが低評価の原因になっているのではないかと思います。
問題提起をして、その判断を読者に委ねる……という形でもなく、ただ、「こういう若者もいて、若い人はみんな空虚なんだよ」と言っておしまいになっているのではないかと。自己満足的な要素が強い小説のように感じられました。

作品の端々から(文章というよりは、雰囲気)「スレているの、病んでいるのは格好いい」という思いが感じられ、それには首を傾げざるを得ません。
登場人物たちのような人たちもいるのでしょうが、それはあくまで極端な例でしょうし、若い人全員が全員「スレているの、病んでいるのは格好いい」と思っているわけではない(当然ですが)ということを、少しでもいいから描いて欲しかったとは思います。
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人生激場 / 三浦しをん | HOME | ガラス張りの誘拐 / 歌野晶午

Comment

TBありがとうございました
こういう若者が存在するということだけでなんの主張もない作品でした。
2009/06/29 12:18 | URL | よっちゃん #PyA865YY [ Edit ]
Re:
よっちゃん様
コメントありがとうございました。
どうにも丸投げした感じが否めない小説でしたよね。
2009/06/29 21:30 | URL | 篠(管理人) #- [ Edit ]

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