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篠

Author:篠

初めまして。一般小説の感想を掲載しています(別館ではBL小説・BLCDの感想を掲載しています)

好きな作家は、
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ローズガーデン / 桐野夏生



◆ローズガーデン / 桐野夏生◆

営業マンとしてジャカルタに赴任して二年。博夫はミロから逃げようとし、しかしむしろ深く填まり込んでいく自分を感じていた。すべては高校二年のあの日、庭に薔薇が咲き乱れる家のベッドでともに過ごした時から始まったのだ。そこは彼女が義父と淫らなゲームに興じた場所。
濃密なミロの世界を描く短篇集。

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桐野さんの作品はこの「ローズガーデン」が初めてなのですが、どうやらこの作品、シリーズ物の一つみたいですね。そんなことは全く知らず読んでいました。
違和感というか、登場人物の背景が今ひとつわからないという感じはしましたが、上記の理由のせいでしょう。読んでいる最中はそのことが不満だったものの、シリーズ物の一作と知った後は、不満も解消されました。

読後すぐ、「もっとミロの話を読みたい!」を思いました(そのため、シリーズ物の一作と知った時は嬉しかった)。短編が4編収録されているのですが、1作目はミロの(元?)夫の話で、残りはミロサイドの話(これは短編ミステリ)。

1作目のミロの夫の話を読んだときは、正直不満が残りました。
まず、話の背景が全くわからないので、置いてけぼりにされた感じが(これは、他のミロシリーズを読んでいなかったのが原因ですが……)。
そして、文章があまり綺麗ではなかったことも不満でした。テンポの善し悪しと、文章のくどさのせいでしょう。読点を打つ位置も含め、かなり読みにくかった。(その他、説明の仕方がわかりにくかったり)

そのため、1作目を読み終えた段階では、「外れかな」という印象が強かったのですが、2作目以降はなかなか面白かったので、いい意味で期待を裏切られました。
新宿二丁目を題材にした残りの短編3作は、文章については、下手ではないけれど上手くもない、といった感じではありましたが、独特の雰囲気があって面白かった。
自分の中でのミロの印象が、探偵と一般人の中間ぐらいの位置にあるので、探偵が謎を解き明かしていく面白さと(もっとも、ミロの職である「探偵」は、素行調査とかの方ですから、推理小説に出てくる「探偵」とは種類が違いますが)一般人が謎を解き明かす面白さ、両方を感じられたのも大きいです。

1作目の文章が苦手だったので、全体としての評価は「平均」程度ですが、残りの3作品だけ見れば、わりと高めの評価でした。(むしろ、残りの3作品だけに評価を付けたいぐらい)
読みやすい方ですが、随所にハッとさせられるような内容もあり、うまくバランスのとれている作品のように思います。
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