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篠

Author:篠

初めまして。一般小説の感想を掲載しています(別館ではBL小説・BLCDの感想を掲載しています)

好きな作家は、
・三浦しをん
・宮部みゆき
・福井晴敏
・綿矢りさ
などです(敬称略)

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ジオラマ / 桐野夏生



◆ジオラマ / 桐野夏生◆

ベルリンのガイドで生計を立てる、美貌の男、カール。地方銀行に勤める平凡な会社員、昌明。金のため男に抱かれることに疲れ始めた、カズミ。退屈な生活。上下運動を繰り返す、エレベーターのような日々。しかし、それがある時、一瞬にして終焉を迎える。
彼らの目の前に現れた、まったく新しい光景。禁断の愉悦に続く道か、破滅の甘美へと流れゆく河か。累卵の如き世界に捧げる、短編集。

商品詳細を見る

実家(というか祖父母の家なのですが)に帰省していて、昨日帰ってきました。お盆に入る前に行ったので、混雑には見舞われませんでしたが、帰りの電車は少し混んでいましたね(ちなみに、行きは車です)。
相変わらず元気そうで、安心しました。後数年で二人とも80歳になるのですが、頭はしっかりしていますし、祖母は遊び歩いているようです。いつ行っても元気なのは嬉しいことですが、やはり、体調には気をつけて欲しいところです。
向こうで何冊か読み終えました。犬がいて少しうるさいのですが、半都会の、割合落ち着いた環境なので、ゆっくり読めました。

短編集ですが、桐野さんらしく人間のマイナス面を描いています。
身体を売っていたり、その日暮らしの生活をしていたりと、いい暮らしとは言えない生活をしている人間たちが、さらに転落していくのが印象的でした。または、いい暮らしをしている人が転落していくか。いずれにせよ、当たり前のように続く生活が簡単に変わることがテーマなのでしょう。普段と変わらない生活も、ちょっとしたことで変化していく。
後味はすっきりしないです。ただ、登場人物に肩入れして「まだ希望はあるんだ」的な終わり方にしていないところは好みでした。桐野さんの作品はそういうものが多いような気がします。

余談ですが、「顔に降りかかる雨」(→記事)にて、ベルリンで耀子の案内をしたカールという青年の話が、2話あります。サイドストーリー的な感覚で楽しめました。
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最近まで、あまり現代小説を読むことのなかったCheeseですが、「この人の作品なら、無条件に読みたい」と思う作家さんが数人います。 その中のひとりが、桐野夏生。 彼女の冷徹な筆致は、普段は表に出さずに隠している、でも確かに心の内側に潜んでいるドロドロとした...
2010/02/08 03:20 | Viva La Vida!
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