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篠

Author:篠

初めまして。一般小説の感想を掲載しています(別館ではBL小説・BLCDの感想を掲載しています)

好きな作家は、
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・宮部みゆき
・福井晴敏
・綿矢りさ
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地下街の雨 / 宮部みゆき



◆地下街の雨 / 宮部みゆき◆

麻子は同じ職場で働いていた男と婚約をした。しかし挙式二週間前に突如破談になった。麻子は会社を辞め、ウエイトレスとして再び勤めはじめた。その店に「あの女」がやって来た…。
この表題作「地下街の雨」はじめ「決して見えない」「ムクロバラ」「さよなら、キリハラさん」など七つの短篇。
どの作品も都会の片隅で夢を信じて生きる人たちを描く、愛と幻想のストーリー。

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解説は室井滋さんが書かれています。少し驚きました。
短編が7作収録されていて、ミステリー・SF・ホラーテイストのものなど、作品のタイプはそれぞれ異なります。しかし、いずれの作品でも問題提起がされているため、読み応えがあるのではないでしょうか。
話の内容としては面白いものが多かったのですが、オチがスッキリしないものが多い印象はありました。これは好き好きでしょうが……

7作品のうち、一番印象に残ったのが表題作の「地下街の雨」。

「ずっと地下街にいると、雨が降り出しても、ずっと降っていても、全然気がつかないでしょ? それが、ある時、なんの気なしに隣の人を見てみると、濡れた傘を持ってる。ああ、雨なんだなって、その時初めてわかるの。それまでは、地上はいいお天気に決まってるって、思い込んでる。あたしの頭の上に雨が降ってるわけがない、なんてね」

長いですが、この文章が印象的でした。
まわりで誰かが災難に遭っていても、自分が災難に遭うまでは他人事でしかなく、自分に災難があってから、ようやくまわりに目がいくようになる。
それをこんな風に例えているのがなんとも素敵でした。また、「傘をさす」という行為を描き、「他人を助ける」という意味を含ませていたのが、救いを残していて好きでした。

それぞれちゃんと意味のある短編のように思います。
明確な答えを求める人には面白くない作品もあるかもしれませんが、自分は割とアバウトな方なので、それなりに楽しめました。SF的設定の作品(混線)は少々苦手でしたが。
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